中国大手ライブ配信プラットフォーム「闘魚」が謝罪、国慶節期間中にH&Mの広告を掲載―中国メディア

Record China    2021年10月11日(月) 15時20分

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中国大手ライブ配信プラットフォーム「闘魚」が、建国記念日に当たる「国慶節」期間中に、ウイグル問題で不買運動に発展したスウェーデン衣料品大手H&Mの広告を掲載したとして炎上し、謝罪に追い込まれた。

中国のニュースサイトの観察者網によると、中国大手ライブ配信プラットフォーム「闘魚」が、建国記念日に当たる「国慶節」期間中に、ウイグル問題で不買運動に発展したスウェーデン衣料品大手H&Mの広告を掲載したとしてネット上で炎上し、謝罪に追い込まれた。

記事によると、ネット上に「2日早朝から闘魚のトップページにH&Mの広告が掲載されるようになった」とする書き込みがあり、闘魚の対応を疑問視する声が多く寄せられた。

中国では今年3月、H&Mが新疆ウイグル自治区での少数民族ウイグル族の強制労働を懸念して新疆産の綿を使わないと決定したことに批判の声が高まり不買運動に発展。主要なネット通販サイトでH&Mの商品が検索できないようになったと報じられていた。

H&Mは10日の声明で、「アプリのトップページにH&Mの広告を掲載したことについて皆様に謝罪いたします」とし、広告が掲載されたのは「社内の審査に問題があったため」と説明。広告をすでに削除したことを明らかにし、「メディアや皆様の監督・批判に感謝し、あらためて皆様に心からおわびいたします」とした。(翻訳・編集/柳川)

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