キムチの時代は終わった?ニューヨーク韓国文化院の韓国料理広報に「考えが古い」と不満の声

Record China    2021年10月14日(木) 8時20分

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12日、韓国・聯合ニュースは「米ニューヨークではハットグが人気なのに、韓国文化院はいまだにキムチを推している」と伝えた。写真はハットグ。

2021年10月12日、韓国・聯合ニュースは「米ニューヨークではハットグが人気なのに、韓国文化院はいまだにキムチを推している」と伝えた。

記事によると、11日に駐国連韓国代表部で開かれた国会外交統一委員会国政監査において、与党「共に民主党」所属のキム・ヨンホ議員がニューヨーク韓国文化院で行われている韓国料理の広報の問題点に言及した。

キム議員は「K-ハットグ(韓国式アメリカンドッグ)」が人気を集めていると紹介。ニューヨークでは店の前に行列ができるほどの人気で、米メディアでもニューヨーク内のお店「トップ10」を報じるほどだと説明した。

その一方で、ニューヨーク韓国文化院がウェブページ上で広報しているのは「キムチ」「プルコギ」「ビビンバ」だとし、「ニューヨーカーが韓国式ハットグに夢中なのに、1980年代風のキムチやプルコギ、ビビンバの動画が韓国料理を広めるのに効果的なのか疑問だ」と問題を提起したという。

キム議員の指摘に対し、同院のチョ・ユンジュン院長は「フュージョン料理が注目を集めているが、純粋な韓国料理が人気だという側面もある」と反論したという。

これを受け、韓国のネット上では「伝統的な料理を強調する必要ある?」「考えが古すぎる」「時代は変わったのに広報は何十年もそのまま」「キムチさえ中国に押され気味なのに、このままじゃハットグも埋もれてしまうかも」「何のための文化院なの?」「YoutubeやSNSより仕事ができない」と韓国文化院に対し大ブーイングが起こっている。

また「キムチはありきたりだから、もっと知られていない韓国料理を宣伝した方がいいと思う」「他にもヤンニョムチキンやチーズダッカルビとかいろいろある」「ブルダックもあるよ」など提案の声も多く上がる中、あるユーザーからは「キムチは韓国でおいしくいただこう。だって世界でキムチブームが起こったら白菜や大根、唐辛子粉やニンニクの価格が暴騰してしまう」という不安も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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