【CRI時評】「全過程人民民主」により、中国人は「自らの家」の真の主人になった

CRI online    2021年10月15日(金) 16時40分

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「一つの国が民主的であるかそうでないかの鍵は、国民が『自らの家』の真の主人になっているかどうかだ」。これは習近平主席が、中国でこのほど開かれた中央人民代表大会活動会議で行った重要演説中で示した指摘だ。

「一つの国が民主的であるかそうでないかの鍵は、国民が『自らの家』の真の主人になっているかどうかだ」—。これは習近平国家主席が、中国でこのほど開かれた中央人民代表大会活動会議で行った重要演説中で示した指摘だ。習主席が詳しく説明した「全過程人民民主」の理念とは、国民が国の主人となって国民の実際の必要を解決することを保障する民主制度だ。

中国の全過程人民民主主義には、完成された制度上のプログラムが存在するだけでなく、完成された参画と実践がある。全ての重要な立法と政策はプログラムに従って、民主的な下準備を経て、合理的かつ民主的な決定を通じて産出される。どの法律制度についても、社会各界からの意見を十分に聴取し、国民の利益を最大限によりよく維持することが確保されている。

過去60年あまり、特に改革開放以来の40年あまりの実践が証明しているように、人民代表大会制度は、中国が経済社会の高度成長と長期的安定という奇跡を創出するために、制度面における重要な保障を提供してきた。このことは世界に対して、「一つの国が民主的であるかどうかは、その国の国民が判断すべきことであり、外部の一部勢力があれこれ口出しして判定すべきではない」ということを示してみせた。

民主とは装飾品ではない。インテリアとして据え付けておくものでもない。民主とは、国民が解決を必要とする問題を解決するために用いるものだ。中国の「全過程人民民主」の成功は、民主を実現するにはさまざまなあり方があることを、世界にはっきりと示した。単一の基準で世界の多彩な政治制度を評価することは、それ自体が非民主的だ。

西側諸国は長年にわたり、国際世論での発言権を利用して、民主政治を定義する権利を独占しようとしてきた。そして、ともすれば他国に「非民主」あるいは「専制」というレッテルを貼ってきた。しかし近年、西側社会でガバナンスの混乱が続出したことで、西側式の「民主神話」は崩壊した。それぞれの国はいずれも、自らの国情に合わせて自らの民主を発展させる道を選択する権利を有しているのだ。(CRI論説員)

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