綿花収穫機操縦士の月収は100万円以上―中国メディア

人民網日本語版    2021年10月15日(金) 19時40分

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新疆ウイグル自治区では、綿花の収穫シーズンに入った。

新疆ウイグル自治区では、綿花の収穫シーズンに入り、同自治区バインゴリン・モンゴル自治州ロプノー)県に住む塞米・玉素甫さん(26)は2つの仕事に就いている。綿花の収穫シーズンには、綿花収穫機の操縦士となり、それ以外の時には、地元で宅配便の配達員として働いている。この2つの仕事の収入で、市街地に自宅を購入し、満たされた暮らしをしている。天山網が伝えた。

綿花の収穫シーズン中、彼は綿花収穫機を操縦して、1日に面積約6.67ヘクタールの綿花を収穫する。シーズン全体で約200ヘクタール分となり、その月収は6万元(約106万円)以上に達するのだという。

綿花の収穫は、シーズンが非常に限られた仕事で、毎年1カ月半から2カ月ほどで終わる。そのため、それ以外の時期はどうしているのかという質問に対し、塞米・玉素甫さんは、「普段は県政府所在地で宅配便の配達員として働いている。宅配企業と労働契約を結び、給与は出来高制のため、月収5000元(約8万8000円)ほどになる」と話す。

そして、「綿花の収穫シーズンには、綿花収穫機を操縦する仕事のため、宅配業務を休ませてもらえるよう、宅配会社から了承を得ている」と続けた。

「農業技術の発展のおかげで、綿花収穫機に触れ、操縦技術を学ぶ機会を得た。これは、私の生活の質を改善しただけではなく、私の考え方をも変えてくれた。技術を学び、しっかりと働きさえすれば、幸せで豊かな暮らしができるということだ」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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