【CRI時評】世界の連結・交流を促進する中国の呼びかけ

CRI online    2021年10月16日(土) 18時20分

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習近平国家主席は14日夜、第2回国連グローバル持続可能な交通大会の開幕式にビデオ会議の形で出席し、基調講演を行い、5つの提案を行った。

「われわれは世界の発展の大勢に順応し、グローバルな交通協力を推進し、インフラの連結、貿易・投資の円滑化、文明の融合・コミュニケーションという新たな一章を記さなければならない」。習近平国家主席は14日夜、第2回国連グローバル持続可能な交通大会の開幕式にビデオ会議の形で出席し、基調講演を行い、5つの提案を行った。

現在、新型コロナウイルス肺炎の影響を受けて、世界経済の回復が力弱く、各国は発展のアンバランスという問題に直面している。こうしたなかで、北京で開催される第2回国連グローバル持続可能な交通大会が、上述の難題解決に知恵を提供することを国際社会は期待している。

「開放的連動を堅持し、相互連結を推進する」

「共同発展を堅持し、公平・包摂を促進する」

「革新駆動を堅持し、発展の原動力を強化する」

「生態優先を堅持し、グリーン・低炭素を実現する」

「多国間主義を堅持し、グローバル・ガバナンスを健全化する」――習主席が講演の中で打ち出した5つの呼びかけは、グローバル持続可能な交通の発展促進のための方向性を示した。

具体的には、(1)陸・海・空・インターネットの「四位一体」の相互接続の促進を提起したこと、貧困地区への交通投資の拡大を呼びかけたこと、(2)スマート交通とスマート物流の発展に力を入れることを強調したこと、(3)交通のいっそうのエコ化、移動のいっそうの低炭素化を提唱したこと、(4)多国間主義を堅持し、各方面が中国の打ち出したグローバル発展の提案に積極的に参加するよう希望すると呼びかけたことが挙げられる。

現在、中国は海運のコネクティビティーが世界で最も高く、貨物貿易額が最大の経済国となっている。中国とヨーロッパを結ぶ貨物列車(中欧班列)の運行本数は累計4万本を超え、欧州23カ国の174都市に通じている。中国が140カ国と32の国際機関と調印した200件以上の「一帯一路」共同建設に関する協力文書のうち、ほとんどが交通の相互連結をめぐる協力に関するものだった。

今回の大会で習主席は重要な措置として、「中国国際持続可能な交通イノベーション・ナレッジセンターを設立する」と発表した。「中国のソリューション」は交通が経済の動脈と文明の紐帯としての役割をよりよく発揮できるようにする。(CRI論説員)

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