今年の映画興行収入7091億円超に、スクリーン数とともに世界一―中国メディア

人民網日本語版    2021年10月19日(火) 12時50分

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国家映画局がまとめたデータによると、10月10日現在、今年の全国映画興行収入は400億元を超えて401億2600万元に達し、スクリーン数は8万743に達して、いずれも世界一だった。

国家映画局がまとめたデータによると、10月10日現在、今年の全国映画興行収入は400億元(1元は約17.7円、約7091億円)を超えて401億2600万元に達し、スクリーン数は8万743に達して、いずれも世界一だった。興行収入が1億元を超えた作品が47本あり、このうち中国国産映画は33本で興行収入は2019年同期を上回った。人民日報海外版が伝えた。

——400億元突破の背景には、質の高い作品がたくさん供給されたことがある。

今年に入り、映画が多様化しており、そこに市場からの力強いアピールをうかがうことができる。特に中国共産党創立100周年を祝って、数多くの質の高い作品が相次いで封切られた。これには抗米援朝の偉大な精神を伝承する「長津湖」、「私と私の父親世代」、壮大な共産党創立の歴史を描いた「革命者」と「1921」、現代の英雄を称えた「守島人(アイランドキーパー)」と「中国医生(中国の医師)」などがある。こうした作品はどれも公共の利益と経済的利益との有機的な統一をよく実現したものだ。

——400億元突破の背景には、上映期間の建設強化が獲得した優れた効果がある。

21年の春節(旧正月、今年は2月12日)連休期間の興行収入は19年同期に比べて32.83%増加し、21年国慶節(建国記念日、10月1日)連休の興行収入も20年同期を大きく上回り、過去最高を記録した19年同期と比べてもその差は1億元以下となった。休日に映画を見るのが、新たなトレンドになりつつある。

——400億元突破の背景には、8万を超えるスクリーンの力強いサポートがある。

現在、全国には映画館が1万4235館、スクリーンが8万743あり、引き続き高度成長傾向を保ち、中でも県級都市のスクリーン数は2万8525で全体の35%を占め、郷・鎮は1万2958で16%を占めた。大型スクリーンの規模は世界一、次世代高規格映画館の建設も安定して進められている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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