草間彌生作品を次々と高額落札する韓国人男性、その正体は…=韓国ネット「ただただうらやましい」

Record China    2021年10月30日(土) 13時20分

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27日、韓国で日本の巨匠・草間彌生氏の作品をコレクションする予備校講師が話題になっている。写真は草間氏の作品。

2021年10月27日、韓国で日本の芸術家・草間彌生氏の作品をコレクションする予備校講師が話題になっている。

韓国・毎日経済によると、 26日午後、ソウルオークションの10月の競売にかけられた草間彌生氏の2015年作「Gold-Sky-Nets」(112.0×145.5センチ)が落札された。落札額はこの日の競売の最高額となる36億5000万ウォン(約3億5400万円)だった。激しい競り合いを制したのは、大手予備校の数学講師ヒョン・ウジンさん(34)だった。

ヒョンさんは今年3月、6月、7月にもそれぞれ23億ウォンで赤色の「Infinity Nets(GKSG)」、29億ウォン(約2億8120万円)で銀色の「Silver Nets(BTRUX)」、31億ウォン(約3億65万円)で緑色の「Infinity Nets(WFTO)」を落札しており、その写真をSNSに掲載して話題になっていたという。

米スタンフォード大学数学科出身のヒョンさんは2011年から予備校で教えはじめ、スター講師として一躍有名になった。2014年には大手メガスタディの講師としてスカウトされ、現在は高校受験の数学講師として教えている。業界によると、ヒョンさんの年俸は契約金、講義収益、教材販売収益など合わせて200億ウォン以上で、 俳優チャン・ドンゴン夫婦など各界の有名人らが居住する「ザ・ペントハウス清潭(チョンダム)」(PH129)に居住していることが話題を呼んだりもしたという。「ザ・ペントハウス清潭」は今年4月に韓国国土交通部が発表した「2021年共同住宅公示価格」で最も高額の家に選定されたマンションだ。

これを受け、韓国のネット上では「それだけ能力があるということ」「ただただうらやましい」などヒョンさんに対し羨望(せんぼう)のまなざしが向けられている。また「私教育にかかるお金は半端ない。一般家庭の場合、給料の半分はローンの返済、もう半分は子どもたちの塾代。妻にも生活費を稼いでもらわないと暮らせない」「ヒョンさんが作品を買うのは、一般市民がランチしてその後カフェでコーヒーを飲むような感覚なのだろう」などの嘆き節も寄せられている。

その他「寄付した方がよっぽど価値ある」「現政権では塾だけが大もうけ」「節税のためじゃない?」「税金対策だろう」などの声も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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