北京市で年末までに地下鉄9路線を開通へ、五輪開催に向け準備着々―中国

人民網日本語版    2021年10月29日(金) 13時50分

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北京市では今年年末までに地下鉄9路線が一斉に開通する計画となっている。

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北京市では今年年末までに、11号線西区間や17号線南区間、19号線一期、首都空港線延線(西)、8号線三期の残り区間、14号線の残り区間、S1線の残り区間、昌平線清河駅、16号線玉淵潭東門駅の地下鉄9路線(区間)が一斉に開通する計画となっている。そのうち11号線西区間は、北京冬季五輪組織委員会と首鋼スキージャンプ台に最も近い地下鉄路線となっており、冬季五輪にダイレクトにサービスを提供する。地下鉄11号線では現在、乗客を乗せない試運行が急ピッチで進められており、真新しい列車が地下のレール上を走行している。開通すれば、北京の全ての試合会場に、地下鉄で行くことができるようになる。北京日報が伝えた。

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地下鉄11号線西区間は、北の模式口駅と南の新首鋼駅を結ぶ全長約4.2キロの路線で、4駅が設置されている。A型アルミニウム合金地下鉄車両が採用され、4両編成、運行速度は100キロだ。全自動運行システムで運行され、開通初期は、乗務員が同乗して自動運転を行う。

11号線西区間の各駅の中で、最も南に位置する新首鋼駅は、首鋼スキージャンプ台に最も近い地下鉄駅となり、冬季五輪開催期間中、観客の往来の中心となる。

冬季五輪開催後には、11号線は引き続き東に向かって延伸工事が行われる計画だ。そしてさらに長期的には、北京地下鉄11号線が東西線を増強するという位置づけで、北京西部エリアの市民にさらに便利なサービスを提供することになっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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