フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズのNHK杯に臨む羽生結弦が前人未到の4回転アクセル（4A）への挑戦を口にしたことに、中国のファンからも期待の声が上がっている。

11月12～14日に行われるNHK杯に出場予定の羽生は、このほどインタビューで「4回転半をNHK杯でしっかり決めたいっていう気持ちが一番大きいです」「自分の限界を超えた技術を目指して、見てくださっている方々に何かを感じ取ってもらえるような演技がしたい」とコメント。ここ数年、最大の目標にしてきた大技の成功に意欲を見せた。

中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の羽生のファンアカウントがこれを伝えると、中国のファンからは「4Aが来るぞ！。4Aが来るぞ！」「4A宣言。感動して泣いた」「ということは、少なくとも1回は成功したことがあるんだね？」「6割くらいの成功率がなければ彼は試合でトライしない。だから、神技の降臨を期待」「歴史の証人になれそう！」など期待感を示すコメントが多数寄せられた。

また、「まだ1週間あるのに緊張してきた」「（ドキドキして）心臓が持ちそうにない。いつでも心肺蘇生をしてもらえるように病院の前で試合を観戦したいくらいのレベル。どうかあなたの望みがかないますように」「（4A挑戦と聞いて）心拍が速くなった。この目で見たら失神しそう」など早くも緊張感を口にするユーザーも。そして、「頑張ってください！」「どうか体に気を付けて」「すべてがうまくいきますように」「フィギュアの神様、どうか彼を守ってください」などと気遣う声も多く上がっている。

羽生は中国でも人気が高く、来年の北京五輪出場への期待の声も日に日に高まっている。（翻訳・編集/北田）