Record China 2021年11月4日(木) 7時20分
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2日、澎湃新聞は、日本卓球協会が東京五輪後に「2031年に中国を抜いて世界一の卓球強国になる」との目標を掲げたと報じた。
2021年11月2日、澎湃新聞は、日本卓球協会が東京五輪後に「2031年に中国を抜いて世界一の卓球強国になる」との目標を掲げたと報じた。
記事は、東京五輪後初の大きな国際大会となる卓球世界選手権(個人戦)が今月23~29日に米ヒューストンで開催されると紹介。中国が発表した出場選手リストには馬龍(マー・ロン)、許[日斤](シュー・シン)、劉詩雯(リウ・シーウエン)といった男女の第一人者の名前がなく、若手選手に大きな国際大会で経験を積む機会が与えられたとした。
また、他の多くの国・地域も中国同様に主力選手を派遣せず、ベラルーシのブラディミル・サムソノフ、ドイツのドミトリ・オフチャロフ、韓国のチョン・ヨンシクといった男子の実力者の欠場が相次いでいると伝えた。
一方で、男子ではドイツのベテランであるティモ・ボル、ブラジルのウーゴ・カルデラノ、スウェーデンのマティアス・ファルクが、女子ではシングルス世界ランクトップ10のうち7人が出場し、熱戦を繰り広げる予定だとしている。
その上で、「この大会でも引き続き中国最大のライバル」として日本代表の陣容に注目。東京五輪で伊藤美誠と組んで混合ダブルス金メダルを獲得した水谷隼は代表の一線を退いたものの、伊藤や張本智和といったトップ選手がそろって参加し、優勝候補として名を連ねていると伝えたほか、伊藤が10月末にメディアに対して「東京五輪終了の翌日には、11月の世界選手権で優勝するという次の目標を立てた。シングルス、女子ダブルスで中国を破って優勝したい」と語ったことを紹介した。
さらに、設立90周年を迎えた日本卓球協会が9月24日に100周年に向けた長期ビジョンを発表し、100周年を迎える2031年には中国を抜き、世界一の卓球強国となることを宣言し、この目標を達成するためにトップ選手の育成強化、全年齢クラスをカバーする指導体系の構築など15の行動計画を定めたと伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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