中国安徽省阜陽市のホテルの入り口にある回転ドアに子どもが挟まれる事故があった。

事故があったのは10月4日。監視カメラの映像には、回転ドアの中に入ってドアを押し回して遊ぶ2人の子どもが映っている。ドアの回転に勢いが付くと、男児が外へ。しかし、男児に続いて外に出ようとした8歳の女児が「ガシャン」という大きな音と共に隙間に挟まれた。

頭条新聞などによると、この事故で女児は右耳が裂けるなどのけがを負った。ホテル側は「2人のお子さんがドアで遊んでいた時に注意できなかったのはわれわれの業務上の落ち度」として、一定の賠償に応じる姿勢を示している。なお、保護者とホテル側は現在、協議中だという。

中国のネットユーザーからは「良心的なホテル、非良心的な保護者」「責任が一番大きいのは保護者だろう」「保護者が100％責任を負うべき。ホテルがかわいそう」「ホテルの対応は良すぎるくらい」「自分の子どもは自分で見ておけという話」「これ、子どもの自業自得でしょ」「子どもはもう8歳だろう？親はどういう教育をしているんだ」「きちんと教育を受けてない子どもは何をしても他人のせいにする」など、子どもやその保護者を批判し、ホテル側を擁護するコメントが多数寄せられている。（翻訳・編集/北田）