中国のニュースサイトの環球網は7日、在スリランカ中国大使館が米国に反撃したと報じた。

記事によると、米国防総省が3日公表した中国の軍事力に関する年次報告書は、「中国はスリランカに軍事基地を建設しようとしている」と述べている。

これに対し、在スリランカ中国大使館は5日、ツイッターアカウントを更新し、「盗人はみんなが盗みを働いていると信じている」とする文章を投稿。2020年時点の米軍の海外基地マップを掲載した上で、「米国はアフガニスタンから基地と軍隊を撤退したにもかかわらず、海外に約750の軍事基地を維持し続けている。これらの基地は、財政、政治、社会、環境などさまざまな点で莫大な費用がかかる」と記した。（翻訳・編集/柳川）

“A thief believes everybody steals.”

Despite the withdrawal of US military bases and troops from Afghanistan, the US continues to maintain about 750 military bases abroad. These bases are costly in a number of ways: financially, politically, socially, and environmentally. https://t.co/OiOMvstPj7 pic.twitter.com/VFKrqo0Fe2

— Chinese Embassy in Sri Lanka (@ChinaEmbSL) November 5, 2021