女子バスケの試合中、アジア系少女が大柄の黒人少女に殴り倒され脳震盪、会場騒然―米国

Record China    2021年11月11日(木) 21時20分

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米カリフォルニア州ロサンゼルスで行われたスポーツイベントの試合中、アジア系の少女が黒人少女に殴り倒される場面があった。資料写真。

米カリフォルニア州ロサンゼルスで行われたスポーツイベントの試合中、アジア系の少女が黒人少女に殴り倒される場面があった。中国紙・環球時報や米紙ニューヨーク・ポストなどが伝えた。

騒動があったのは今月7日。現場で撮影された映像によると、体の大きい黒人少女がシュートを放った場面で、アジア系の少女ローリン・ハンさん(15)が接触。黒人少女はバランスを崩して倒れ、ハンさんも巻き込まれるように倒れた。立ち上がってプレーを続けようとした2人だが、黒人少女が突然、ハンさんに向かって突進し、首から顔にかかる部分を左手で勢いよく殴った。ハンさんは倒れ、審判の笛が鳴り響いた。観客からは「なんてこと…」と声が漏れるなど、会場は騒然とした。

報道によると、会場にいた黒人少女の母親が、2人が倒れた直後に娘に「殴れ!」と指示を出したという。黒人少女はその場で退場を命じられた。未成年ということで身元は明らかにされていないが、父親は元NBAの選手だという。

ハンさんはその後、病院を受診し、脳震盪(のうしんとう)と診断された。ハンさんの母親は警察に被害届を提出。「ショックを受けました。娘にこんなことが起こるとは信じられませんでした」と語った。ハンさんはその後数日間、学校でも集中力が保てないなどの影響が出ているという。

中国のネットユーザーからは「黒人はやっぱりこれだ」「黒人は人種差別に反対しているのではなく、単に自分たちが差別されることに反対しているだけ」との声がある一方で、「あの(ハンさんの)動作が故意だったら確かに殴られても文句は言えない」との声も。映像では、黒人少女が着地した際にハンさんの足を踏んでいるように見えるが、バスケットボールではシュートのためにジャンプした選手の着地点に足を入れる行為はけがにつながる危険なプレーとされ、NBAでは厳罰になる。(翻訳・編集/北田

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