尿素水めぐる日韓の現状が違いすぎる?韓国では販売所を知るのに3万ウォン=韓国ネット「これが国?」

Record China    2021年11月12日(金) 15時20分

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11日、韓国・マネートゥデイは「日本では尿素水が2リットル3万ウォンで売られているが、韓国では買える場所を知るのに3万ウォンが必要だ」と現状を伝えた。資料写真。

2021年11月11日、韓国・マネートゥデイは「日本では尿素水が2リットル3万ウォン(約2900円)で売られているが、韓国では買える場所を知るのに3万ウォンが必要だ」と現状を伝えた。

記事によると、ヤフージャパンのショッピングサイトでは10日、ドイツ自動車工業会(VDA)に認証された三井化学製のAdBlue(アドブルー)尿素水が20リットル2980円で売られていた。

一方韓国では、中国の尿素輸出制限により深刻な尿素水不足が起き、尿素水の価格が高騰している。ショッピングサイトでは、国際郵送で韓国内に入ってくるアドブルー認証の日本製尿素水が20リットル8万ウォン台から15万7600ウォンほどで売られているという。

また、ある中古取引サイトには「全羅南道で尿素水を販売する店を3万ウォンで教えます」とする文章まで投稿され、物議を醸した。投稿主は「たった今、尿素水を入れてきた」「店員が在庫は十分あると言っていた」「3万ウォンで店の場所を教えるので、連絡をください」などと書き込み、5.6リットルを1万4000ウォンで購入した領収書も添付。最近の尿素水の価格は市場で1リットル1万ウォン台で取引されているため比較的廉価だという。

今回の尿素水不足は「韓国政府の対応の遅れが招いた事態で、これによりディーゼル車所有者の負担が増加した」と指摘されている。尿素水不足事態の発端となった中国の尿素輸出前検査の義務化措置は先月11日に発表されたが、それから3週間以上、韓国政府は何の対応もしなかったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「尿素水1つでこんなにも国が揺らぐなんて」「これが国か?」「文政権は北朝鮮と終戦宣言をすることしか考えていないから」「それでも『うまく対応した』と自画自賛している文政権って一体何?」「ノージャパンに積極的だった韓国政府はノーチャイナには言及すらしない」など文政権への批判的な声が数多く上がっている。

その他「中国に依存するのはやめて独立した国になろう」と訴える声や、「『日本には二度と負けない』と宣言した文政権。尿素水の価格で勝ったね(笑)」と皮肉交じりの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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