人民網日本語版 2021年11月17日(水) 13時50分
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新疆ウイグル自治区のホータン市とチャルクリク県を結ぶ和若鉄道のニヤ県の建設現場でこのほど、全線で最後の部分となるレールの敷設が無事完了した。
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新疆ウイグル自治区のホータン市とチャルクリク県を結ぶ和若鉄道のニヤ県の建設現場でこのほど、全線で最後の部分となるレールの敷設が無事完了した。これでにより、レール825キロが完全につながった。人民網が伝えた。
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和若線は約1カ月前、青海省ゴルムド市と新疆ウイグル自治区コルラ市を結ぶ格庫線、カシュガル市とホータン市を結ぶ喀和線、新疆ウイグル自治区南部を走る南疆線と連結し、タクラマカン砂漠を一周する世界初の砂漠を囲む鉄道網となった。
和若線は、中国国家中・長期鉄道網計画の中西部エリアの重要な交通機関で、全長825キロ。その約4分の3が流動性を持つ砂漠地帯にあり、「砂」が大きな試練となる。
砂漠に鉄道を建設するためには、まず防砂対策を講じなければならない。砂嵐が鉄道建設や開通後の運営の足かせとなるのを防ぐために、鉄道当局は、植物と工事による防砂を組み合わせる方法を採用し、まず工事による対策で、植物が成長する時間を確保した。これによりタクラマカン砂漠に「グリーン回廊」が姿を現し始めている。
和若鉄道は2022年6月に開通する計画で、開通すれば、チャルチャン、ニヤ、ケリヤといった新疆ウイグル自治区南部の県の「鉄道がない」という歴史が幕を閉じ、それら地域の経済や社会の発展を促進する上で重要な役割を果たすと期待されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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