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世界最大の鉱山企業BHPの幹部が17日、銅とニッケルの世界需要は今後30年で倍増するとの見通しを示した。
世界最大の鉱山企業BHPの幹部が17日、銅とニッケルの世界需要は今後30年で倍増するとの見通しを示した。米華字メディア・多維新聞が伝えた。
報道によると、BHPのCCO(最高コミュニケーション責任者)であるヴァンディータ・パント(Vandita Pant)氏は英紙フィナンシャル・タイムズのFTコモディティーアジアサミットで「私たちのいくつかのモデルは、この低炭素世界では、今後30年で銅の世界需要が過去30年のほぼ2倍になることを示している」と述べた。また、ニッケルについては「4倍になるだろう」と見通した。
ニッケルは電気自動車(EV)のバッテリーとして使用され、銅は電気自動車の配線や充電ステーション、その他の再生可能エネルギーインフラに使用される。化石燃料から新エネルギーへの転換が進む中、これからますます需要が見込まれる。
記事は、先の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で各国が森林破壊の停止や二酸化炭素とメタンの排出抑制、石炭火力への公共投資の停止を約束したことも、こうした需要増に拍車をかけていると報じた。(翻訳・編集/北田)
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