入国時に虚偽申告、488人隔離、国境衛生検疫妨害罪に問われた被告に執行猶予付き判決―中国

Record China    2021年11月19日(金) 5時20分

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ベトナムから中国へ帰国した際に、虚偽の健康申告をしたとして国境衛生検疫妨害罪に問われた被告に執行猶予付きの判決が言い渡された。資料写真。

ベトナムから中国へ帰国した際に、虚偽の健康申告をしたとして国境衛生検疫妨害罪に問われた被告の裁判で、広西チワン族自治区憑祥市の裁判所はこのほど、「被告の行為は深刻な危険を引き起こした」として、懲役2年、執行猶予3年、罰金20万元(約358万円)を言い渡した。中国国営新華社通信が18日付で報じた。

被告は今年4月、憑祥市の南西にあるベトナムとの国境の町、友誼関の税関で、事実通りに健康申告せず、ベトナム入国後の隔離期間中に滞在したホテルで新型コロナ感染者が複数確認され、自身にも発熱などの症状がみられたことを隠した。その上、ホテルでの集中隔離観察でも要請に従わずに無断で部屋を出て友人と接触するなどした。それによって、同じ車両で移動した乗客や運転手、隔離先のホテルに滞在していた人など459人に対する集中および延長の隔離医学観察が行われることになり、集中隔離医学観察ホテルの宿泊費として64万5862元(約1155万円)の損失が生じた。また、税関職員ら29人が自宅での14日間の隔離を求められ、税関の業務に支障をきたした。(翻訳・編集/柳川)

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