NPO報告:新型コロナワクチンで大儲けの製薬会社、苦境の貧困国

CRI online    2021年11月19日(金) 18時0分

拡大

非営利団体のリポートによりますと、製薬大手3社の新型コロナウイルス用ワクチンによる販売利益は、1分当たり計6万5000ドルに達しています。資料写真。

シンガポール紙「聯合早報」が先日、ある非営利団体(NPO)のリポートを引用して発表したところによりますと、製薬大手の米ファイザー(Pfizer)、独ビオンテック(BioNTech)、米モデルナ(Moderna)3社の新型コロナウイルスワクチンによる販売利益は、1分当たり計6万5000ドルに達しています。一方で、世界最貧困国の人々の大多数は、いまだに接種できていないとのことです。

NPO「ピープルズ・ワクチン・アライアンス(People's Vaccine Alliance)」が上記3社の収入報告書に基づいて行った分析と推定によれば、3社の今年の税引き前利益は計340億ドルに達しました。3社は1秒当たり1000ドル以上、1分当たり6万5000ドル、1日当たり9350万ドルを稼ぎ出している計算です。

「ピープルズ・ワクチン・アライアンス」はまた、製薬会社3社は大量のワクチンを富裕国に販売しているが、苦境に陥っている低所得の国々のことは放置したままだ」との見方を示しました。(提供/CRI

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携