Record Korea 2021年11月26日(金) 11時20分
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23日、韓国・ハンギョレ新聞によると、「人生を意味あるものにしてくれるものは何か」との質問に対し、主要先進国の回答1位は「家族」だったが、韓国は唯一「物質的な豊かさ」が1位となった。資料写真。
2021年11月23日、韓国・ハンギョレ新聞によると、「人生を意味あるものにしてくれるものは何か」との質問に対し、主要先進国の回答1位は「家族」だったが、韓国は調査対象の中で唯一「物質的な豊かさ」が1位となった。
米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターはこのほど、17の先進国・地域の成人男女1万9000人を対象に今年2月1日から5月26日まで行ったアンケート調査の結果を発表した。
それによると、「人生を意味あるものにしてくれるものは何か」との質問に対し、最も多い回答は「家族(38%)」だった。後には「職業(25%)」「物質的豊かさ(19%)」が続いた。調査対象は日本、米国、韓国、英国、豪州、ニュージーランド、スウェーデン、フランス、ギリシャ、ドイツ、カナダ、シンガポール、イタリア、オランダ、ベルギー、スペイン、台湾。
1位が「家族」だった国は、韓国、スペイン、台湾を除く14カ国。回答者の半数以上が「家族」を選んだ国は豪州(56%)、ニュージーランド(55%)、ギリシャ(54%)。米国は49%で4位。日本は26%、韓国は16%でそれぞれ17カ国・地域のうち15位、16位だったという。
1位が「物質的豊かさ」だった国は韓国のみ。回答者の割合は19%で17カ国・地域のうち10位だったが、「家族」や「健康」より「物質的豊かさ」に言及した割合が他の国に比べ相対的により高かったという。「物質的豊かさ」に最も多く言及した国はスペイン(42%)で、米国は18%、日本は16%だった。
「職業」はイタリアの回答率(43%)が最も高かった。イタリアは「家族」と「職業」が同じ比率となった。後にはスペイン(40%)、スウェーデン(37%)が続き、韓国は6%で17カ国・地域中最下位だったという。
「健康」を最も重要視したのはスペイン(48%)。オランダは31%、ドイツ・スウェーデンは22%だった。「宗教」の回答率は米国が15%で最も高く、ニュージーランドが5%、豪州が4%で続いた。韓国は1%で17カ国・地域中15位だったという。
この結果を受け、韓国のネットユーザーからは「韓国は心が貧しい国」「なんか恥ずかしい」「社会がそれだけ病んでいるということ。健康な社会では当然、家族が優先される」など落胆の声が上がっている。
また原因については「韓国ではお金がなければ人間らしい生活ができないから」「お金が重要なのは事実だけど、韓国人には家族間の情緒的交流が下手だという面もある。就職も焦ってするから職業にも愛情を持てない人が多い」「家族間の対立、特に兄弟間の対立が多いから。家族間で傷つけ合うのはやめようよ」などと指摘する声が見られた。
その他「韓国人が結婚や出産をしないのもこういう価値観のためでは。韓国人の価値観はとても物質的だ」「『イカゲーム』のような生存ゲームから生き残らなければならない社会構造がそのまま反映されたようだ」「だから『イカゲーム』という作品が生まれた。世界的にヒットしたと喜んでいる場合じゃなかった」などの声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
What Makes Life Meaningful? Views From 17 Advanced Economieshttps://t.co/UStD7lZsn7 pic.twitter.com/dJxwPz70Wr— Guillem Vidal (@gmvidl) November 21, 2021
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