「日本は基本的な信義を持つべき」と中国報道官、「ないものを求めても…」と中国ネット民

Record China    2021年11月26日(金) 12時20分

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林芳正外相の訪中に自民党内から慎重論が出ていることについて、中国外交部の趙立堅報道官は「日本は基本的な信義を重んじるべきだ」と述べた。

林芳正外相の訪中に自民党内から慎重論が出ていることについて、中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は「日本は基本的な信義を重んじるべきだ」と述べた。

中国から林外相に中国訪問の打診があったことについて、自民党の佐藤正久外交部長は「欧米諸国で北京冬季五輪の開会式のボイコットが議論されている中で日本の外相が訪中することは、海外に間違ったメッセージを発することになる」と述べ、政府に慎重な対応を求めた。

25日の会見で記者からこの件について問われた趙報道官は「日本の個別の人物は北京冬季五輪と政治問題を結び付けており、その実質はスポーツの政治化。オリンピック精神への冒涜にほかならず、中国側は断固として反対する」とした上で、「中日双方は互いに相手方のオリンピック開催を支持するという重要な共通認識を有しており、中国側はすでに日本の東京オリンピック開催を全力で支持した。日本は基本的な信義を持つべきだ」と述べた。

なお、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「趙立堅が日本は基本的な信義を持てと発言」が一時トレンド入り。ネットユーザーからは「そもそも日本に信義があったことがあるのか」「日本にもともとないものを求めても仕方ない」「信義のない国は付き合うに値しない」「国と国との間に信義などない。あるのは利益だけ。ただ少なくとも、約束を破った相手には罰と相応の対応が必要」など、日本側を非難する声が上がっている。(翻訳・編集/北田

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