韓国が客船沈没事故で人事刷新、対北朝鮮政策に変化か―中国紙

Record China    2014年5月23日(金) 22時52分

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23日、韓国政府の人事改革に注目が集まっている。強硬派の辞任により、対北朝鮮政策に変化が起きる可能性も指摘されている。写真は韓国大統領府。

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2014年5月23日、環球時報によると、韓国大統領府の閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官は22日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が鄭[火共]原(チョン・ホンウォン)首相の辞表を受理し、後任に安大熙(アン・デヒ)元最高裁判事を指名したことを発表した。

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安氏は大法院判事やソウル高等検察庁長官などを歴任し、過去には大統領選挙の不正資金問題や大統領側近の不法行為を調査した経験がある。韓国・聯合ニュースは、「朴大統領のこの決定は安氏の一本気で人にへつらわないイメージを重視してのもので、これにより国民の政府に対する信頼を回復しようとしている」と分析している。

同日、ソウルの安全保障の中核である国家情報院の南在俊(ナム・ジェジュン)院長と大統領府の金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長の辞表も受理された。南氏の辞任は北朝鮮に絡むスパイ事件で国家情報院が証拠をねつ造したことが原因とみられ、金氏の辞任には客船沈没事故後に「大統領府は災害時のコントロールタワーではない」と発言し批判を浴びたことが大きく関係しているとみられている。強硬派の南氏と金氏の辞任により、韓国政府の対北朝鮮政策に変化が起きるかどうかに注目が集まっている。(翻訳・編集/藤)

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