日米を敵視すればその代価は莫大だ、元米国大使が中国・ロシアに警告―中国紙

Record China    2014年5月24日(土) 20時12分

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23日、元駐中国米国大使は、日米を敵視すればその経済的損失は巨大だと中ロに警告している。写真は中ロが実施した合同海上演習「海上協力2014」。

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2014年5月23日、環球時報は記事「元駐中国米国大使:中ロは日米を敵とする代価は支払えない」を掲載した。

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先日、プーチン大統領が中国を訪問。2015年にナチスドイツ、日本軍国主義に対する戦勝70周年記念式典を開くことで合意するなど関係強化をアピールした。クリミアと南シナ海、中ロはそれぞれ米国との対立を抱えているだけに、接近は対米を目的としたものとの指摘もある。

米中関係全国委員会は21日、ニューヨーク証券取引所で米中国交成立35周年記念座談会を開催した。ゲストとして招かれたのは元駐中国米国大使5人。その一人、ウィンストン・ロード氏は、関係強化の動きを見せる中国とロシアが日米を敵と見なせば、払い切れないほどの大きな代価を支払うことになると警告した。

エネルギー分野で深い協力を構築したとしても中ロの貿易額は米中、欧中、日中に遠く及ばない。敵対視することで日米欧との経済関係を損なうようなことがあれば、その代価はとても支払えないものだと指摘した。(翻訳・編集/KT)

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