爆発事件多発の新疆ウイグル自治区、1年にわたる「テロ撲滅作戦」を開始―中国

Record China    2014年5月24日(土) 18時4分

拡大

23日、新疆ウイグル自治区政府は15年6月までの1年間に及ぶテロ撲滅作戦を開始した。

(1 / 4 枚)

2014年5月23日、新疆ウイグル自治区の政府系サイト「天山網」によると、ウルムチで22日に発生したテロ事件を受け、同自治区政府は15年6月までの1年間に及ぶテロ撲滅作戦を開始した。

その他の写真

23日午後、新疆ウイグル自治区政府はテレビ会議を開催し、テロ撲滅対策について打ち合わせを行った。新疆ウイグル自治区政府は中央政府や国家反テロ指導グループの同意を得て、23日当日から15年6月までの1年間にわたり、徹底したテロ撲滅作戦の実施を決定。新疆ウイグル自治区を主戦場とするテロ活動を押さえ込むことによって、各民族と住民の生命や財産の安全を保護し、正常な社会秩序を維持していくことを確認した。

1年間のテロ撲滅作戦では、全住民の力を結集し、極めて強硬な措置や特殊な手段を採用してでもテロ活動を徹底的にたたき潰し、テロリストやテロ組織を壊滅し、テロリストの傲慢(ごうまん)さを壊滅していく方針だとしている。

具体的には、政府機関や軍隊、武装警察などによってテロ撲滅のため総合力を結集し、テロ組織や過激な宗教団体、銃・爆弾の密造所、テロリストの訓練場などの摘発や警備を行う。さらに、テロ組織や過激な宗教団体に関連する犯罪逃亡者や現実的な危険性を持つ過激な宗教団体の関係者、テロリストなどについては、発見次第逮捕するか、あるいは重点的にコントロールしていく。

テロ活動が頻発する情勢を食い止め、テロ活動や極端な宗教活動のまん延を防止することにより、新疆ウイグル自治区の長期にわたる社会の安定を確保していく方針だとしている。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携