ラーメンに冷たい水は、日本人の「心遣い」だった?―台湾メディア

Record China    2021年12月2日(木) 11時20分

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29日、三立新聞網は、台湾のネット上で「日本のラーメン店のテーブルにはなぜ冷たい水が置いてあるのか」についての議論が繰り広げられたと報じた。

2021年11月29日、台湾メディアの三立新聞網は、台湾のネット上で「日本のラーメン店のテーブルにはなぜ冷たい水が置いてあるのか」についての議論が繰り広げられたと報じた。

記事によると、台湾のネット掲示板PTTにこのほど、以前日本でラーメン店数店に入って食事したところ、テーブルに氷水が入ったボトルが置かれていたとの書き込みがあった。書き込んだネットユーザーは、台湾のラーメン店ではお湯を提供する店がほとんどで、冷たい水を出す店はとても少ないとした上で「どうして日本は寒いのに、ラーメンを食べるのに冷水を出すのだろうか」と疑問を提起した。

この疑問に対して他のネットユーザーからは「しょっぱい物を食べる時は冷たい飲み物が必要」「味が濃いから、冷水で調整する必要がある」といった説明や、「冷水を出すのはラーメン屋だけじゃない」「日本はどの飲食店でも冷たい水が出てくる」「日本人は冷たい水を飲む習慣がある。ラーメン以外の物を食べる時も同じで、冬でもやっぱり冷水が出される」との意見が寄せられたという。

また、一部のユーザーからは「長く放置しておいた水じゃなくて、新鮮な水だということを表す、日本人のおもてなし文化だ」「製氷技術が発達していなかった昔の日本では氷は高級品とみなされ、氷水が大事なお客様をもてなすためのものとされていた。その名残で、今でも客人に対する最高の誠意と礼儀を示している」「珍しい物で客人をもてなすという日本文化の表れ」といった解釈も見られたと記事は伝えている。(翻訳・編集/川尻

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