歴史超大作「燕雲台」、皇后を演じたティファニー・タンの雄姿と美貌にファン歓喜

anomado    2021年12月3日(金) 20時40分

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本格歴史超大作「燕雲台」で実在の皇后に扮したのはトップ女優のティファニー・タンだ。(c)Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

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テレビ視聴率と配信ランキング1位を誇る本格歴史超大作「燕雲台-The Legend of Empress-」で「鉄血紅顔(鉄の血を持つような強い美女)」と称された実在の皇后に扮したのは、トップ女優のティファニー・タンだ。中国史上初の征服王朝「遼」の第5代皇帝・景宗(けいそう)の皇后であり、第6代皇帝・聖宗(せいそう)の実母でもある睿智蕭(えいちしょう)皇后=蕭燕燕(しょうえんえん)を熱演し、その雄姿と美貌にファンは歓喜した。

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また、「楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~」のショーン・ドウが、燕燕と愛し合う遼の将軍・韓徳譲(かんとくじょう)を好演。そんな韓徳譲と友情で結ばれた主従関係かつ恋のライバル役である耶律賢(やりつけん)=景宗を演じたのは、「如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~」のジン・チャオ。国の未来とヒロインをめぐり苦悩する2人のイケメンにも胸が高鳴る。

そして、燕燕の2人の姉を演じたのがカーメイン・シェーとルー・シャン。王位を争う皇族に嫁いだ三姉妹の愛に翻弄された運命にも注目したい。さらに、遼の栄華が初めて語られた本作は総製作費67億円が投じられ、キャストのみならず迫力の騎馬シーンや戦闘シーンなどスケールも映画並み。精工な刺繍が施された衣装はメインキャストだけで800着以上に上った。衣装や盛大な婚儀をはじめとする風習まで、史実に基づいて忠実に再現し、豪華絢爛な歴史絵巻を作り上げた。

本作のDVD&Blu-rayリリース記念で、蕭燕燕を演じた主演のティファニー・タンがインタビューに答えた。

「王女未央-BIOU-」で共演したルオ・ジンと結婚し、世紀のカップルとして大きな注目を集めた人気女優ティファニー・タン。2020年初めに娘を出産後、変わらぬ美しい姿で戻ってきた彼女の復帰作となったのが「燕雲台」だ。彼女が演じた蕭燕燕は視聴者から絶大な支持を集め、2020騰訊視頻(テンセントビデオ)星光大賞で「視聴者が選ぶドラマ・オブ・ザ・イヤー」「ドラマキャラクター・オブ・ザ・イヤー」などを受賞し、再び時代劇のヒロインとして君臨した。

インタビューでは、役作りやキャラクターの魅力、撮影秘話などを明かし、トップ女優でありながら飾らず気さくに答える素晴らしい人柄も印象的だ。

●本作で演じた蕭燕燕を紹介してください。

私が演じた蕭燕燕は、非常に伝奇的な女性です。今まで演じた役の中で年齢幅が最も広く、少女時代から老年期までほぼ一生を演じました。

●蕭燕燕のどんな点に一番引かれましたか?

彼女の持つ大局観や広い視野、率直な人柄、その伝奇的な生涯です。

●撮影のためにどんな準備をされましたか?

この仕事を引き受けた時、まずあらすじを読みました。たちまち魅了されてすぐさま原作を買いました。分厚い4冊の本です。毎日目を通し、すぐに読み終わりました。というのもいったん読み出すと止まらなくてすっかり夢中になり、ぐいぐい引き込まれたんです。だから台本を読んだ時、すっと役に入り込めました。

●原作を読んで 泣いたり笑ったりしたことはありましたか?

はい、ありました。私は感受性が強くてストーリーやエピソードに感動しやすいんです。私たち俳優は小説であれ台本であれ、台本を読みながら映像を想像します。

●演じた蕭燕燕は年齢幅が広い役ですが、老年期は難しかったですか?

難しかったです。実年齢との差が大きいからですね。あらゆることを経た燕燕は一体どんな状態なのか、考えないといけませんでした。

●役作りの秘訣は?

台本の熟読、起床して朝食を取りホテルに行ってメイクをすることです。

●難しいシーンを克服するには?

役になりきり、自分とその役の人生が一体になれば何事もその役の立場で考えるようになります。難しいシーンでも、どうすべきかは自然と分かるんです。

●「燕雲台」で一番満足できたシーンは?

印象深いシーンがたくさんあるので、一つに絞れません。本作を演じきれただけで大満足です。

●蕭燕燕以外で演じてみたい役は?また、三姉妹のうち自分に似ているのは?

タン・カイさんが演じた太平王(耶律罨撒葛)です。私が好きな乳茶を飲めるからです(笑)。三姉妹のうち自分に似ているのは、やっぱり蕭燕燕です。

●豪華絢爛な衣装も話題となりました。衣装、メイク、道具で最も感動した点はありますか?

髪飾りが多彩で、衣装も細部まで凝っていたことです。全部の生地に手縫いの刺繍だけでなく、さまざまな模様が施されていました。例えば、暗花、印花などです。それから髪飾りも豊富でした。燕燕は後宮に入ってから華やかな髪飾りを着けます。どれも大変美しいです。私も心を奪われました。「私に譲って」とスタッフに言いたかったです。(暗花:陶磁器の装飾法の1つで、透けて見えるようにした模様を指す。印花:布にからくさ模様の型を捺して染めつけること。また、その模様)

●メイキングなどを見ると、現場は本当に楽しそうな雰囲気ですね。

楽しい雰囲気はわざと作れるものではありません。みんなで一緒に過ごしているうちに徐々にリラックスして打ち解けていきました。すると、自然に笑いが生まれたんです。笑いの絶えない現場なので、視聴者の皆さんの期待が高まったのでは?

●多数の登場人物がいますが、人物名を覚えるコツは?

毎日観ること(笑)。朝晩観てからもう一度観るのがコツです。これで名前を覚えられます。

●少しプライベートな質問もさせてください。携帯の待ち受け画面は?

ある動物です。

●どんな超能力が欲しい?

歴代王朝に行きたいです。ぶらぶら街を散策して…でも必ず戻ってくる(笑)。

●1日のうちで最もステキな時間は?

今、インタビュアーのあなたと話している時間。

●最後に視聴者へメッセージと、残りの2021年の願いをお願いします。

こだわりの衣装や道具、実力派の豪華キャストなど見どころ満載です。「燕雲台」をどうぞお楽しみに。また、どうか私と皆さんが「健康で幸せに暮らせますように」。

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