ワン・イーボー主演の「風起洛陽」、オンエア遅延で見えたアンチとファンの「死闘」

anomado    2021年12月2日(木) 15時50分

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サスペンス時代劇ドラマ「風起洛陽」が1日に動画配信大手・愛奇芸でオンエアを迎えたが、放送時間が当初より遅れたことでアンチとファンの激しい応酬が明るみに出てしまい、ネットで話題をさらっている。

ホアン・シュエン(黄軒)、ワン・イーボー(王一博)、ビクトリア宋茜/ソン・チエン)らが主演するサスペンス時代劇ドラマ「風起洛陽」が1日に動画配信大手・愛奇芸(アイチーイー/ iQiyi)でオンエアを迎えたが、放送時間が当初より遅れたことでアンチとファンの激しい応酬が明るみに出てしまい、ネットで話題をさらっている。

ドラマの放送時間は当初1日の午後8時と報告されてきたが、制作側は8時5分ごろに突如「技術トラブル」で50分遅れると発表。驚くことに、放送時間が遅れたにもかかわらず、ドラマや映画の情報サイト・豆瓣(douban)では待機していたアンチがドラマの内容やセット、演技に対する一つ星評価と辛口コメントをたくさん書き込んだ。それから放送遅延が判明すると、今度は一転してファンによる五つ星評価が殺到し、豆瓣で激しいコメントの応酬が繰り広げられる事態になった。

これに対してドラマファンから「豆瓣はただのレビューサイト、ここでケンカするのはやめてくれ!」「豆瓣はもう終わったね!」と豆瓣の評価システムを疑問視する声や、「見もしないで演技をディスるなんてどうかしている」「なんだこれ!8時ジャストの書き込みラッシュ」「時間の遅れで、アンチの意図があらわになったね!」など、アンチの行為を非難する意見が相次いだ。

中国政府は今、ファンコミュニティーの違法行為や「推し活」規制のための「清朗」行動に乗り出している。一部ではシャオ・ジャン(肖戦)主演の「余生、請多指教」がオンエア延期になった原因はまさしく「ファンとアンチの暴走が懸念されるから」と伝えられている。「風起洛陽」の放送初日に意外な形で「ファンとアンチの対抗」が明るみに出たことで、今後はドラマ以外での展開も気になるところだ。(編集/RR)

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