中国サッカーで相次ぎ驚きの光景!負けてるのにリフティング&ベンチスタッフが相手選手を転ばす

Record China    2021年12月4日(土) 15時20分

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サッカーの中国4部リーグのタイトルを決める大会の試合で2つの「物議を醸すプレー」があった。

サッカーの中国4部リーグのタイトルを決める大会の試合で2つの「物議を醸すプレー」があった。中国メディアの観察者網が2日付で報じている。

11月28日に行われた同大会グループCの試合で、淄博斉盛が海南陵水鼎力に3-0で勝利したが、海南陵水鼎力のゴールキーパーが簡単なボール処理を誤って失点したほか、0-3とリードされた海南陵水鼎力の選手が攻撃する姿勢を見せずにセンターサークル付近でリフティングをしていたことが物議を醸した。

結果、同グループは海南陵水鼎力と淄博斉盛が突破を決めたが、得失点差でグループリーグを突破できなかった他のチームから八百長を疑う声が上がり、中国サッカー協会に調査を求める要望書が提出された。要望書では、「この試合の前まで2連勝していた海南陵水鼎力は勝利への意欲がなく、3点リードされているにもかかわらずリフティングまでしていた。前の2試合で強さを見せていた海南陵水鼎力が、主力3人が欠場した淄博斉盛に完敗するのは考えにくい」などと主張されているという。

一方、翌29日の別の試合でも驚きの光景が見られた。準々決勝の湖北華創と江蘇珂締縁の試合の85分、江蘇珂締縁の選手がタッチライン際をドリブルしていたところ、ライン際まで出ていた湖北華創のベンチスタッフがピッチ内に足を伸ばしてボールを止め、同選手を転倒させた。このプレーの直前に江蘇珂締縁の別の選手がファウルによって倒されていたが、主審は江蘇珂締縁に有利な状況であるためアドバンテージ(ファウルを取らずに試合を続行)を見ていた。なお、このスタッフにはイエローカード(警告)が提示された。

試合後、大会組織委員会は同スタッフに対して1試合の出場停止と罰金3000元(約5万3000円)の処分を科した。(翻訳・編集/北田

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