Record China 2021年12月9日(木) 17時20分
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中国メディアが行った調査で、中国の「90后」(90年代生まれ)の若者の7割以上が「上司を待たずに退勤する」と回答したことが分かった。
中国メディアの36Krはこのほど、「90后」を対象とした「2021年若者退勤報告」を発表した。「定時で退勤できますか?」との問いについて、「毎日定時で退勤している」はわずか7%。「よく定時で退勤している」は17%、「たまに定時で退勤している」が41%で、「定時で退勤したことはない」も35%と3割強に上った。
一方、「上司が退勤していない状況で退勤できますか?」との質問には76%が「退勤できる」と回答。うち、55%が「堂々と退勤する」、21%が「上司が気付かないうちにこっそり退勤する」と回答した。「80后」(80年代生まれ)の場合、「退勤できる」との回答は57%だったといい、若者ほど堂々と退勤する傾向があるようだ。
このほか、「退勤後の食事や会社関係の活動は残業だと思いますか?」について、63%が「思う」と回答。「思わない」は21%だった。なお、この調査の具体的なサンプル数などは伝えられていない。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「7割以上の90后が上司を待たずに帰る」がトレンド入り。ネットユーザーからは「なぜ上司を待つ必要があるのか」「上司が退勤するまで待ってたらその分の残業代をくれるっていうのか?」「仕事がないのに残ってたら電気代とか無駄でしょ」「仕事は金を稼ぐためであって、必死にやるもんじゃない」「意味のない残業は拒否。上司が残っていようが何だろうが私は帰る」「わが国は社会主義国家ではないのか」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)
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