バイアスロン界のレジェンド「米国は地球のがん」「米政府関係者の五輪欠席は素晴らしいこと」

Record China    2021年12月11日(土) 6時20分

拡大

米国が北京冬季五輪の「外交的ボイコット」を発表したことについて、バイアスロン界のレジェンド、アレクサンドル・チホノフ氏は「米国は地球のがん」「米政府関係者の欠席は素晴らしいこと」などと発言した。

米国政府は6日、中国の人権問題に抗議するため、来年2月の北京冬季五輪に政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」を行うことを正式に発表した。

報道によると、8日までに、リトアニア、オーストラリア英国、カナダも表明。ニュージーランドは新型コロナウイルスの拡大を理由に政府代表団を派遣しないとしている。

中国共産党系の環球時報は7日、米国が北京冬季五輪の外交的ボイコットを発表したことについて、バイアスロン界のレジェンド、アレクサンドル・チホノフ氏(74)の発言を伝えている。

アレクサンドル・チホノフ氏は、1968年のグルノーブル五輪から4大会連続出場し通算で金メダル4個、銀メダル1個を獲得したソ連の元バイアスロン選手。

環球時報がロシアメディアの報道を引用して伝えたところによると、アレクサンドル・チホノフ氏は、「米国は地球全体で最も痛みを伴う場所であり、そのがんだ」とした上で、「米国の政府関係者が冬季五輪に出席しないのは素晴らしいこと。それにより、スキャンダルのない平和な大会が開催されることを願っている」と述べた。

報道によると、中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は7日の記者会見で、バイデン米政権が北京冬季五輪の外交的ボイコットを発表したことについて、「冬季五輪は政治的なショーや政治的な操縦を行う舞台ではない」とし、「強烈な不満と断固とした反対」を表明。米国に抗議したことを明らかにした。さらに「断固とした対抗措置」を取るとも強調した。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携