人民網日本語版 2021年12月13日(月) 9時30分
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安徽省合肥市にある合肥新橋国際空港の駐機場の一角で、中国東方航空安徽支社の社員がエアバス「A320」機の解体作業を進めている。
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安徽省合肥市にある合肥新橋国際空港の駐機場の一角で、中国東方航空安徽支社の社員がエアバス「A320」機の解体作業を進めている。同社にとっても同省にとっても、「A320」の解体作業を手がけるのは今回が初めてだ。中国新聞網が伝えた。
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同社の航空機解体プロジェクトマネージャーの許東賓(シュー・ドンビン)さんは、「中国民用航空業の急速な発展にともなって、引退する航空機の数も増え続けている。規範に則った解体を行えば部品に残った価値を最大限に利用し、航空会社の運営コストを大幅に引き下げることが可能になる」と説明した。
同社はこれまでに空調システム、電子制御装置、コンピューター、液圧システムの解体を手がけており、最近は翼と燃料タンクなどの解体作業を進めている。
許さんは、「航空機の部品と材料は約9割が回収してリサイクルすることが可能で、最も値打ちがあるのはエンジン、降着装置、作動筒などの部品。このほか自動操縦やナビゲーションなどの電子デバイスもあり、こうした部品はメンテナンスを経て、飛行への耐久性の検査に合格すると、航空機材料として再び航空市場に投入され、流通段階で再利用されることになる」と説明した。
航空機の解体は循環型経済のハイテク産業プロジェクトに属し、グリーン・低炭素の循環型発展、再生可能資源のリサイクルを推進するための重要な措置だ。解体によってまだ使える部品を循環させ再生させることは、明るい業界の見通しを持つ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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