Record China 2021年12月13日(月) 8時0分
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中国人向けに日本を紹介するネットページの「日本物語」はこのほど、日本の若者の多くが、新型コロナウイルス感染症の問題が落ち着いても、マスク着用を続ける考えと紹介した。
中国人向けに日本を紹介するネットページの「日本物語」はこのほど、日本の若者の多くが、新型コロナウイルス感染症の問題が落ち着いても、マスク着用を続ける考えと紹介した。下着同様に着用しないと恥ずかしくて外出できない「顔パンツ」化現象にも触れ、「依存症」との見方を示す日本人専門家もいると論じた。
記事はまず、「あなたは、新型コロナウイルス感染症が落ち着いたあとも外出時にマスクを着用しようと思いますか」との質問に対して、回答者4000人のうちの「季節や状況によっては自分の判断でマスク着用」が47.8%、「外出時には積極的にマスク着用」が24.5%と、7割以上の人がマスクを着用しようと考えていることに驚いてみせた。
記事はさらに、マスク着用の理由を「つけていないと恥ずかしい」と説明した人が多かったと紹介。そのため、日本ではマスクのことを「顔パンツ」と表現する現象も発生したと論じた。
記事はまた、日本では新型コロナウイルス感染症の流行以前からの“マスク大国”であり、中国人にとっては「マスクをつけて道を速足で歩いている人」が、長い間の日本人の印象だったと論じた。また、日本人でマスクを使用する人が多い背景には、花粉症に悩む人が人口の4割程度もあるという事情もあると紹介した。
また、日本人は東アジア人独特の、内気で控えめな性格を持っており、喜怒哀楽を外に示すことに慎重であり、特に女性の場合には気を使うと主張した。
記事はさらに、メンタルケア心理士でもある菊本祐三さんが著書の「 [ だてマスク ] 依存症」で、日本国民の間でマスク依存症が徐々に形成されてきたと記述していることにも触れた。
記事は最後の部分で「以前はズボンを履き忘れて外出する夢を見た。とてもあせった。今はマスクを忘れて外出する夢を見る。口と鼻を懸命に抑えて目がさめる」「感染症対策に携わり(マスク着用が)習慣になった医療関係者にとって、マスクをはずすことは、感染の恐れがない場所にいるということだ。また、自分が裸でウイルスにさらされている感覚も生じ、非常に不自由で恐ろしい気がする」といった、日本人の書き込みを紹介した。(翻訳・編集/如月隼人)
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