中国外相が26日から訪韓=日米けん制に向け、中韓協力の必要性提起か―韓国メディア

Record China    2014年5月26日(月) 15時25分

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25日、韓国・聯合ニュースによると、中国の王毅外相は26日から2日間にわたり韓国を訪問する。日本の集団的自衛権の行使容認や歴史認識問題などの北東アジア情勢について、韓国側と意見交換する。写真は王外相。

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2014年5月25日、韓国・聯合ニュースによると、中国の王毅(ワン・イー)外相は26日から2日間にわたり韓国を訪問する。韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官の招きに応じたもので、王氏は外相就任後初めて韓国を訪れる。香港・大公網が伝えた。

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王外相は26日午後に尹長官と会談する。北朝鮮の核問題について、中国政府を代表してどのようなメッセージを出すかに注目が集まっている。北朝鮮の核兵器保有や核実験継続を認めない立場を改めて示すとともに、朝鮮半島の平和と安定の維持に向け、6カ国協議の早期開催を強調するものとみられる。

日本の集団的自衛権の行使容認や歴史認識問題などの北東アジア情勢についても、韓国側と意見交換する。日米韓同盟を利用して地域への影響力を強める米国をけん制するため、中国は韓国に対し、日本問題での協力の必要性を提起するとの見方も出ている。

外相会談では両国の首脳会談の日程と議題についても最終調整が行われる。韓国政府は北朝鮮の4回目の核実験を阻止するため、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の来韓を可能な限り早めたい意向だ。習首席は来月中に来韓する可能性が高いとみられる。

王外相は、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領とも会談し、在韓中国大使館の行事にも出席する予定。(翻訳・編集/NY)

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