北京五輪外交的ボイコット、韓国は「米国と決別」を選択=ネットには反発の声多数

Record Korea    2021年12月14日(火) 12時20分

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13日、韓国・ニュース1によると、米ブルームバーグが「韓国が2022年北京冬季五輪の外交ボイコットをめぐり米国と決別することを選んだ」と報じた。写真は韓国。

2021年12月13日、韓国・ニュース1によると、米ブルームバーグが「韓国が2022年北京冬季五輪の外交ボイコットをめぐり米国と決別することを選んだ」と報じた。

記事によると、ブルームバーグは「韓国は朝鮮半島の非核化には中国の協力が必要だとの理由で、北京冬季五輪に政府高官らを派遣しない『外交ボイコット』に参加しないことを決めた」と報じた。ブルームバーグは「中国は韓国最大の貿易相手国で、北朝鮮の後援者として朝鮮半島問題に重要な役割を担っている」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は北朝鮮との和解を自身の主要政策目標の一つに掲げており、来年の任期満了前に進展を成し遂げるには、中国の力が必要とみられる」と説明しているという。

豪州を国賓訪問中の文大統領は同日、外交ボイコットについて「米国をはじめとするどの国からも参加を勧められたことはなく、韓国政府も検討していない」と述べている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「中国の味方についても、向こうは一度だって韓国の味方になったことがないのに」「文大統領は中国の新疆ウイグル人権弾圧を黙認したことになる」「来年には退陣する人がなぜ決定するのか」「米国と決別?。中国、北朝鮮に低姿勢外交をして国を滅ぼそうとしている。文大統領は本当にスパイじゃないよね?」「米インテルと台湾TSMCサムスンに見せつけるように手を結んだ。それも、韓国政府が外交ボイコットに参加しないと発表した直後に。米国がサムスンと韓国経済に背を向けたらどうするんだ?」など反発の声が殺到している。

また、北京冬季五輪の広報映像に韓服と象毛(サンモ、農楽で用いる帽子)姿の舞踊シーンが登場することが以前、韓国内で「中国が韓国の文化を奪おうとする『文化侵略』を着々と進めている」と報じられたこともあり、「広報映像の韓服と象毛、あんなことをされても何も言えないのか。外交ボイコットすべきだ」「開会式で韓服を着て踊るシーンがあったら、拍手を送るのか?」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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