中国外交副部長「新たな生命力と活力を増す中ロ関係」

人民網日本語版    2021年12月16日(木) 18時20分

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習近平国家主席とプーチン大統領が15日に行った今年2回目のテレビ会談について、楽玉成外交副部長がメディアに説明した。

習近平国家主席とプーチン大統領が15日に行った今年2回目のテレビ会談について、中国の楽玉成外交副部長(外務次官)がメディアの取材に対し、次のように説明した。中国外交部ウェブサイトが伝えた。

両国首脳は今年の両国関係を全面的に総括し、協力の成果に満足の意を示し、中ロ関係は歴史上最良の時期にあり、より高い出発点、より大きな範囲、より深いレベルで新たな発展を遂げ続けているとの認識を示した。

中ロの実務協力にとって、今年は豊作の年だった。両国首脳は、今年の二国間貿易額が過去最高を更新し、1~11月ですでに1300億ドルの大台を突破したことを指摘した。両国間の一連の戦略的大型プロジェクトは順調に進んだ。「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブとユーラシア経済連合の構築は連携を深めた。双方は新型コロナとの闘い、ワクチン開発・生産における協力を積極的に繰り広げ、パンデミックの政治化に共同で反対した。両国首脳は、中ロの包括的実務協力は政治的にも機会的にも多大な優位性を示しているとの認識を示し、各分野の協力を一層深める後押しをしたいとした。

今年は中ロの戦略的協力が深まった年でもあった。両国首脳は双方が国連中心の国際体制及び国際法に基づく国際秩序を断固として守り、一国主義やパワー・ポリティクス、イデオロギー紛争の挑発に反対し、国際的な公正性・正義の擁護と国際関係の民主化の推進を主張することを再確認した。

両国首脳は中ロ関係の今後の発展について計画とビジョンをまとめた。来年、中国は中国共産党第20回全国代表大会を開催し、ロシアは「2030年までの国家発展目標」実行の重要な時期に入る。双方は引き続き「4つの断固たる相互支持」を遂行し、互いを発展のチャンス、戦略的拠り所として、中ロ関係の高水準で質の高い持続的発展を推進し、これを最も高い相互信頼、協力水準、戦略的価値を有する大国関係の模範にして、新型の国際関係および人類運命共同体の構築推進に一層の貢献を果たしていく。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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