韓国、米国大使が決まらず”屈辱”?「日中は決まったのに…」=ネット「文政権の外交は0点」

Record Korea    2021年12月17日(金) 14時20分

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17日、韓国・ニュース1によると、米メディアが「駐韓米国大使の空席期間の長期化により、米韓間の緊張が高まっている」と報じた。写真は駐韓米国大使館。

2021年12月17日、韓国・ニュース1によると、米メディアが「駐韓米国大使の空席期間の長期化により、米韓間の緊張が高まっている」と報じた。韓国では現在、クリストファー・デル・コソ氏が代理として大使の職務を担っている。

記事によると、米NBC放送は同日、米政府関係者らの発言を引用し「バイデン政権の駐韓大使の指名が遅れていることで、長年の友好国である米韓の間で緊張感が高まっている」と伝えた。

関係者らは「韓国の官僚は事あるごとにこの問題に言及している」「韓国人は大使が指名されないことに屈辱を感じている」などと話したという。

また、NBC放送は「隣国の日本と中国の米国大使が指名されたことも米韓間の緊張をより高めている」とも指摘。バイデン大統領は8月にベテラン外交官のニコラス・バーンズ元国務次官とラーム・エマニュエル前シカゴ市長をそれぞれ駐中米国大使、駐日米国大使に指名した。

ある関係者は「韓国には候補すらいない状況で日本と中国の大使が指名されたことは、韓国にとって屈辱的なこと」と指摘したという。

一方、韓国政府関係者は「米国の大使が任命も指名もされていない国は韓国だけではない」とし、「われわれは米政府に経るべきプロセスがあると考えている。日本と中国の大使が決まったこともプロセス以上の意味はない」と説明。ただ「現実的な理由で駐韓米国大使が早く決まってほしい」とも述べたという。

これに韓国のネットユーザーからは「米韓関係がここまで深刻だとは思わなかった」「文政権の親中親北外交政策が生んだ悲劇」「北京五輪の外交ボイコットに参加しなかった文政権の成果」「文政権はあからさまに中国側につくから米国は気に入らないのだろう」「文政権の外交安保は0点」など現政権への批判の声が上がっている。

一方で「米国大使がいなくても韓国はうまくやれる」「特に屈辱は感じない。どうせまた日系を探しているんでしょ」など冷めた反応も見られた。(翻訳・編集/堂本

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