トランプ氏「中国に60兆ドルの損害賠償請求」、中国ネット「笑止千万」

Record China    2021年12月21日(火) 11時20分

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20日、環球網は、米国のトランプ前大統領が新型コロナウイルスの爆発感染を引き起こしたとして中国に賠償の支払いを主張したことに対し、中国外交部が反論したことを報じた。

2021年12月20日、環球網は、米国トランプ前大統領が新型コロナウイルスの爆発感染を引き起こしたとして中国に賠償の支払いを主張したことに対し、中国外交部が反論したことを報じた。

記事は、20日に行われた外交部の記者会見で、トランプ氏が17日に米メディアのインタビューを受けた際に「中国は世界全体を壊した」「新型コロナの問題で中国に60兆ドルの損害賠償を請求すべきだ」「中国は経済で長年米国から搾取してきた」と語ったことについてコメントを求める質問が記者から出されたと紹介した。

その上で、趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官が「トランプ氏の大統領在任中、米国では2400万人以上が新型コロナに感染し、41万人以上が死亡した。彼らが民衆の命や健康を無視し、積極的にコロナ感染をコントロールしなかった事実はどんな手立てを使っても変えられない」とトランプ氏を批判するとともに、「中国が米国から搾取してきたというのは全くもって荒唐無稽な話。実際は米国が道理もなく中国企業に圧力をかけていることこそ、市場経済の原則や国際貿易のルールを破壊する搾取行為だ」と主張したことを伝えている。

この件について、中国のネットユーザーは「米国はわれわれからたくさんの金を借りて返していないじゃないか」「トランプが中国に60兆ドル賠償するのかと思った」「彼は夢でも見ているのではないか」「笑止千万。新型コロナの流行初期に援助したお金はいったいどうしたんだよ」「米国の大統領はますますクレイジーになっていく」「トランプは今やただの法人代表なのだから、わざわざ外交部が出てくるまでもなかろう」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

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