Record China 2021年12月24日(金) 5時20分
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仏RFIの中国語版サイトは20日、米国が相変わらず投資先として最も魅力的な国である一方で、中国の魅力は低下していることが、A.T.カーニーの海外直接投資信頼度指数調査で分かったと報じた。
仏RFIの中国語版サイトは20日、米国が相変わらず投資先として最も魅力的な国である一方で、中国の魅力は低下していることが、経営コンサルティング会社A.T.カーニーが発表した2021年の海外直接投資(FDI)信頼度指数調査で分かったと報じた。
それによると、新型コロナウイルスのパンデミックがFDIに与える打撃は顕著で、この打撃は予想よりも長期的なものになる可能性がある。
世界経済の見通しを楽観している投資家は全体の57%で、この割合は20年の72%を大きく下回った。
こうした状況下でも、米国は相変わらず投資先として最も魅力的な国で、9年連続で首位の座を維持した。
2位はカナダ、3位はドイツで、英国は順位を二つ上げ4位となり、日本は順位を一つ落として5位だった。以下、フランス、オーストラリア、イタリアと続き、中国(香港を含む)はイタリアやスペインに抜かれて(8位から)12位へと順位を落とした。
中国の順位が下がったことを除けば、上位10カ国の顔ぶれはほとんど変わっておらず、国際資本が先進国に注目していることを示している。
産業の自動化が進んでいるため、中国などの市場は、労働力における優位性が低下し、投資家にとっての魅力も低下している。企業も生産を消費者に近い地域に移す傾向にある。(翻訳・編集/柳川)
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