西安市で新型コロナ感染拡大、広範囲で封鎖式管理実施―中国

人民網日本語版    2021年12月23日(木) 18時10分

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陝西省西安市が全市民を対象とした2回目のPCR検査で127人の陽性が確認された。

陝西省西安新型コロナウイルス対策指揮部によると、同市が全市民を対象とした2回目のPCR検査で127人の陽性が確認された。感染者全員が市の指定医療機関で治療を受けている。人民網が各社の報道をまとめて報じた。

西安市は23日午前0時から、新型コロナウイルス対策・管理を強化することを決め、生活に必ずしも必要ではない場所を一時閉鎖するほか、市民全員に対して、不要不急の市外への移動を控えるよう求めた。対策・管理の全面強化の解除時期は追って通知される。

市全域の団地(村)、機関では封鎖式管理が実施され、1世帯につき1人が、2日に一度外出して生活物資を購入することになる。各世帯のその他の成員は、新型コロナウイルス対策や都市運営の保障、住民の生活に密接に関する業界などの従事者を除いて、外出しないよう求められている。22日午前0時の時点で、西安市の封鎖エリアは計16万人が住む229カ所、管理・コントロールエリアは計68万5000人が住む76カ所となっている。

22日午後に陝西省が開いた新型コロナウイルス対策をめぐる記者会見で、同省共産党委員会の教育工作委員会の冀映秋(ゴン・インチウ)委員は、「22日の時点で、西安市の学校3574校(中等職業学校39校、高校146校、中学校301校、小学校1190校、幼稚園1898校)が休校となった。授業停止となったのは209万8000人(うち学生が178万7100人)」と説明した。

その他、市の新型コロナウイルス対策指揮部は、23日から市全域の各区・県、西咸新区、各開発区に住む常住人口、流動人口全員を対象とした3回目のPCR検査を実施することを決めた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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