狩猟者がイノシシと間違え女性を射殺、遺体を隠した後に信じられない行動も―中国

Record China    2021年12月24日(金) 23時0分

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23日、北京青年報は、湖北省で狩猟をしていた人物が女性をイノシシと間違えて射殺する事件が発生したと報じた。資料写真。

2021年12月23日、北京青年報は、湖北省で狩猟をしていた人物が女性をイノシシと間違えて射殺する事件が発生したと報じた。

記事は、湖北省鄂州市梁子湖区で48歳の女性が自宅付近の草むらで射殺され、遺体が50キロあまり離れた大冶市で見つかる事件があったと紹介。息子の話として、事件の経緯について伝えた。

息子によると、母親である被害女性は夫とともに甘粛省蘭州市や陝西省西安市などで服飾の商売を行っており、今年は新型コロナの感染が西安で広がっていることもあって前倒しで地元の鄂州に戻り、年越しの準備をしていたという。事件のあった18日は、夫婦で自宅付近の湖に魚を捕まえに行っており、女性は友人の船で湖に入った夫を岸辺に立って見ていたという。

すると、遠くから自動車が1台向かってくるのを女性が発見、不法漁獲の取り締まりだと思った女性はとっさに1メートルほどの丈の草むらに隠れた。しかし、自動車に乗っていたのは取り締まり人員ではなく、イノシシ狩りにやってきた5人だった。そのうち1人が草むらに隠れていた女性をイノシシだと思い込んで発砲、弾は女性に命中した。女性を誤って射殺してしまったことに気づいた5人は女性の遺体を連れ去り、現場から50キロあまり離れた大冶市郊外の工事現場まで運んだ。

船から戻り女性がいないことに気づいた夫は辺りを探し回り、草むらから女性の携帯電話を発見して警察に通報。警察官が20日、工事現場から女性の遺体を発見した。5人の容疑者はすでに警察に身柄を拘束されているが、そのうち1人は被害女性夫婦と長年付き合いがある隣村の住民だった。女性の息子は、この住民が19日に女性の家族が捜索を行っていた事件現場に姿を見せ「見つかったかい」などと家族に聞いてきたと明かし、憤りを示している。(翻訳・編集/川尻

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