最近、2つの「大」きくなった数字が注目を集めている。一つは2021年の秋学期から、中国政府の「農村義務教育学生栄養改善計画」の食事補助基準が、生徒1人当たり1日4元から5元に1元引き上げられたこと。もう一つは、農村の学生227万人の身長モニタリングデータによると、低開発地域の農村の15歳の男子の身長が、2012年の155．8センチから、2020年には166．1センチに、10．3センチ伸びたことだ。また、15歳の女子の身長も約8センチ伸びた。

「農村義務教育学生栄養改善計画」は2011年から実施されている。農村の生徒、特に貧困地区や家庭が経済的に困難な生徒の健康水準向上を目的としている。10年で中央財政から支出された学生栄養食事補助資金は累計で1967億3400万元に達した。2020年末の時点で、28省の農村義務教育学校13万1600万校の生徒合わせて3797万8300人がこれらの益を受けている。（提供/人民網日本語版・編集/KN）