Record China 2021年12月27日(月) 11時20分
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フィギュアスケートの羽生結弦が全日本選手権で見せた圧巻の演技に中国も沸いている。
羽生は26日に男子シングル・フリーの演技「天と地と」に臨んだ。演技冒頭、世界中から注目が集まった4回転アクセル(4A)にトライするも両足着氷となり、3回転アクセルにダウングレード。しかし、その後のジャンプはいずれも高い出来栄え点を獲得し、スピンやステップも最高のレベル4をそろえる圧巻の演技。211.05点とただ一人次元の違う得点をたたき出し、ショートプログラム(SP)との合計322.36点で全日本優勝、そして北京五輪内定を決めた。
中国のスポーツメディア・新浪体育は相次いで羽生の動向を報道。優勝直後には「羽生結弦が北京五輪へのチケットを獲得」「6度目の全日本選手権優勝」と報じたほか、4Aを着氷したものの惜しくもダウングレードとなったことに触れつつ「2014年、18年のオリンピックチャンピオンとして、彼は北京五輪で3連覇の偉業を達成できるか?」と期待を寄せた。また、羽生が演技後のインタビューで「とにかくアクセルは難しい」と語ったことや、その後の表彰式で表彰台に飛び乗ったことも「とてもかわいい!」と紹介している。
国際オリンピック委員会(IOC)の微博(ウェイボー)公式アカウントは「再び高難度の技に挑戦、より素晴らしいものは北京で?」と題し、「日本のフィギュアスケートのレジェンド・羽生結弦が本日行われた全日本選手権のフリーで再び4Aに挑戦、322.36点で優勝した!試合での4Aは両足での着氷となったが、絶えず挑戦し続けるその精神に拍手を」と称賛した。
中国のネットユーザーからは「美しすぎた」「羽生結弦、本当にすごいよ」「感動して泣いちゃった!無事に試合を終えられてよかった」「彼こそ生ける芸術品!」「リラックスした中にも力を感じる演技だった。羽生くんはやっぱりフィギュアスケートの永遠の神」「初めて試合で4Aに挑戦してあと一歩、残りのジャンプはすべて大成功。私の一生の中でこんな壮大な奇跡を見られるなんて。今夜の羽生結弦もやっぱり神だった」「最初の4Aで転倒せずに持ちこたえてから、最後まで泣きながら見た。ありがとう、羽生選手(泣)」「教科書のようなジャンプ。高さ75センチは2位の選手と20センチ近い差。すごすぎ!」「他の人は年老いていくのに、彼だけは強くなっていく」など絶賛の声が上がった。
また、「おめでとう、羽生結弦!北京で会おう!」「フィギュアスケート界のGOAT(英語のスラング。“greatest of all time”(史上最高)の略)を歓迎します!」「北京までに、どうかけがをしないでね」「北京で会えるのを期待してる!」「ユヅ、北京があなたを待ってるよ」など、北京五輪内定を祝福する声も多数寄せられている。
全日本選手権の前に来年2月の北京五輪出場への意欲を初めて口にした羽生。北京の舞台で史上初となる4A成功が見られるか、中国のファンも大きな期待を寄せている。(翻訳・編集/北田)
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