人民網日本語版 2021年12月28日(火) 22時50分
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中国初の「ギガビット都市」リストが発表され、北京市、天津市、上海市をはじめ29都市の名前が連なっていた。写真は天津市。
中国工業・情報化部、山東省人民政府の指導の下、中国情報通信研究院、山東省通信管理局が共同で主催し、青島市人民政府が実施した第1回「ギガビット都市」サミットフォームが24日、山東省青島市で開催された。その席上で中国初の「ギガビット都市」リストが発表され、北京市、天津市、上海市をはじめ15省(直轄市・自治区)の29都市の名前が連なっていた。人民網が伝えた。
同部の韓夏(ハン・シア)チーフエンジニアはあいさつの中で、「5Gとギガ級光ファイバーネットワークをはじめとする『ダブルギガ』ネットワークは、新型インフラを構成し支える重要なベースであり、科学技術イノベーションの推進、有効な投資の牽引、情報消費の促進、さまざまな業界のモデル転換・発展へのエンパワーメントなどの面で重要な役割を発揮している。現在、中国には数多くのそれぞれに特色を備えた『ダブルギガ』協同発展モデル都市が建設され、『ダブルギガ』のネットワークと利用規模は世界トップレベルだ」と述べた。
5G建設の面では、今年11月末現在、5G基地局は139万6000カ所を超え、5Gネットワークは引き続き県の行政中心地や郷・鎮へと深く浸透しカバー範囲が広がっている。5Gスマートフォン端末の接続数は4億9700万件に達して、移動電話ユーザー総数の30.3%を占めた。ギガ級光ファイバーネットワークを見ると、ギガインターネット接続に対応した10ギガビットのパッシブ光ネットワーク(10G-PON)のポートは720万7000個に達し、2億6000万以上の世帯をカバーする能力が備わった。ギガユーザーの規模は2020年末比2746万件純増の3389万件になった。
同研究院の余暁暉(ユー・シャオフイ)院長は、「『ギガビット都市』建設は『ダブルギガ』ネットワークの発展推進の重要な取り組みであり、工業・情報化部の指導の下で、当研究院が『ギガビット都市』評価指標システムを研究制定し、都市のダブルギガネットワーク発展レベルについて全面的な評価を行った。今回発表された『ギガビット都市』第1弾29都市は、ネットワークの能力、ユーザーのレベル、応用のイノベーションなどの面で良好な発展成果を上げており、全体的な建設の成果が突出しており、モデル的な役割が目を引いている。今後、ネットワーク建設とネットワーク能力のカバー範囲を持続的に強化し、『ダブルギガ』ネットワークのイノベーション・応用を深化させ、良好な発展に向けた政策環境を持続的に構築するなどの面に引き続き力を入れ、中国のギガビット都市建設を持続的に推進していく」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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