2021年は、新中国の国連における合法的な議席の復帰から50年になり、世界貿易機関（WTO）加盟から20年になる年でした。

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2021年10月14日、習近平国家主席はビデオ会議形式で第2回世界の持続可能な交通に関する国連会議に出席し、基調演説を行った際に、「各国が共に発展してこそ本当の発展で、共同富裕こそ本当の富裕だ」と指摘しました。

共に発展

2021年11月19日、習主席は第3回「一帯一路」建設座談会を開き、基準が高く、持続可能で、国民生活にプラスとなることを目標とし、「一帯一路」のハイクオリティな発展を共に推し進めていくことを強調しました。

それから数日後に、習主席は中国・ラオス鉄道開通式典に出席しました。ハイクオリティな「一帯一路」共同建設の代表的なプロジェクトである中国・ラオス鉄道は、より便利な道を作り、中国南部の雲南省昆明市とラオスの首都ビエンチャンをつなげました。

2021年11月に開かれた第4回中国国際輸入博覧会の開幕式で、習主席は「中国は各国と共に、開放型の世界経済を共に構築していきたい」と表しました。第4回国際輸入博には127の国や地域から企業2900社以上が出展しました。新製品、新技術、新サービスが422項目展示され、契約金額は707億2000万ドルに上りました。

共同富裕

2021年に中国の最高指導者が最も多く考えたことの一つが「共同富裕」です。

2021年2月3日、中国の春節（旧正月）が到来する直前に、習主席は南西部・貴州省烏蒙山の奥地にある化屋村を視察し、現地のミャオ族の村民と共に新年を迎えました。当時、習主席は「共同富裕は社会主義現代化の一つの重要な目標であるため、人民を中心とする発展思想を堅持し、力を尽くして行うべきだ。地域格差、都市部と農村部の格差、収入の格差を縮める必要がある。民衆に変化を見せて、利益を与えなければならない」と述べました。

視察から20日余りが経った2021年2月25日、北京では全国貧困脱却堅塁攻略総括表彰大会が盛大に行われました。習主席は、「中国は貧困脱却に向けた堅塁攻略戦で、全面的な勝利を収めた」と世界に向けて報告しました。

今日、中国は貧困削減や貧困脱却、共同富裕の実践経験を手に、世界各国人民の共同富裕に力を入れています。（提供/CRI）