衣装に大量の生きた蝶!残酷過ぎると批判、子供も大泣き―河南省

Record China    2014年5月29日(木) 11時7分

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25日、中国河南省南召県で開催された「蝶々祭り」で、「蝶の精」に扮(ふん)した女性の衣装が「残酷過ぎる」と批判を浴びている。

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2014年5月25日、英紙デイリー・メール(電子版)によると、中国河南省南召県で開催された「蝶々祭り」で、「蝶の精」に扮(ふん)した女性の衣装が「残酷過ぎる」と批判を浴びている。参考消息網が伝えた。

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南召県宝天曼景区は多くの種類の蝶が生息する「蝶のふるさと」だ。現地の観光部門はこのほど、観光客誘致のため「蝶々祭り」を開催した。しかし、そこに登場した「蝶の精」を見て、子どもたちは大泣き。「蝶の精」に扮した女性が着ている白い衣装には、数十匹の蝶が針で止められていた。目撃者は、「これらの蝶はまだ生きていて、飛び立ちたいのか、しきりに羽を動かしていた。親は子どもたちを連れてその場を離れた。信じられない光景だった」と話す。

宝天曼景区はユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の生物圏保護区であり、中国政府の定めた国家級自然保護区でもある。「蝶々祭り」の宣伝文句には「蝶の精が降臨すれば、みんなが喜ぶこと間違いなし」などと書かれていた。

主催者側は「残酷だ」との批判に対して、「我々は『蝶々祭り』を通して、人々が昆虫や自然に対する興味を持ち、動物保護に対する意識を高めてほしいと願っている」と反論している。(翻訳・編集/本郷)

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