2014年5月27日、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は行方をくらませている沈没船「セウォル号」の運航会社「清海鎮海運」の実質的オーナー・兪炳彦（ユ・ビョンオン）容疑者と長男の兪大均（ユ・デギュン）容疑者を沈没事故の根源だと批判した。中国新聞社が伝えた。

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朴大統領は内閣会議で、「兪氏の法律を侮る態度に国民の怒りが集中している。これは韓国社会に対する挑戦だ。どんな言い訳をしても許されない罪」とし、当局に対し、1日も早く兪容疑者を逮捕し、真相を暴いて処罰するよう求めた。

兪容疑者は横領や背任、脱税などの疑いがもたれている。横領や背任に関わる金額は1289億ウォン（約130億円）、脱税は101億ウォン（約10億円）に達する。25日には2人にかけられた懸賞金の総額が8000万ウォン（約800万円）から6億ウォン（約6000万円）に引き上げられた。（翻訳・編集/藤）