【レッツ・スタディー!北京冬季五輪種目】スキー編その6・クロスカントリースキー

人民網日本語版    2022年1月6日(木) 10時50分

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2022年2月4日から中国の北京で開催される北京冬季五輪。その開会に先立ち、人民網では冬季五輪の計7競技と15種別を「イラストで知ろう!イマドキ中国」でおなじみのキャラたちが紹介する。

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2022年2月4日から中国の北京で開催される北京冬季五輪。その開会に先立ち、人民網では冬季五輪の計7競技と15種別を「イラストで知ろう!イマドキ中国」でおなじみのキャラたちが紹介。普段はあまり触れることのないこうした競技名などを観戦前に予習していこう!

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今回はスキー競技のクロスカントリースキーを紹介。スキーのルーツとも言われているクロスカントリースキーは、スキー本来の利用目的である雪上での移動手段から生まれた競技で、そのコースは上り坂があったり、起伏に富んでいるのが特徴。選手には技術と肉体的な鍛錬が要求される。

■スキー板やストックも違う?

スキー板の幅はアルペンスキーの約半分で、非常に軽くしなやかなつくりになっているほか、スキーと靴はつま先のみが固定され、かかとは固定されていないのがアルペンスキーとの大きな違い。かかとが上がることで、平地や登りにおいても、非常にスピーディーに滑ることができるようになっている。また、ストックは前に進む力を得るために重要な役割を担うため、クロスカントリースキーでは肩の高さ近くまである長いストックを使用する。

■2つの走法とは?

クロスカントリースキーには大きく分けて、クラシカル走法(歩くスキー)とフリー走法(スケーティング)の2つの走法がある。クラシカルはスキーをはいた脚の平行を保ちながら、左右交互にスキー板を滑らせる滑り方。クラシカル種目の競技中にフリー走法をすると失格になってしまう。もう一つのフリー走法は、スキー板を逆ハの字形に開いて、片足で後ろ方向に雪面を蹴って、もう片方に乗り込み進む滑り方で、スキーの歴史においては後から考え出された滑り方となっており、クラシカルよりもスピードが出る。

クロスカントリーの種目には、フリー走法が禁止された「クラシック」、走法に規制のない「フリー」のほか、クラシカル走法とフリー走法を前後半で組み合わせた「スキーアスロン」や「リレー」などがある。

また、スタート方法には、出走選手が一定の時間差をおいてスタートする「インターバルスタート」と、一斉にスタートする「マススタート」がある。(提供/人民網日本語版・編集/TG)

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