習主席、今年最初の五輪準備活動視察で何に注目したか

CRI online    2022年1月6日(木) 10時10分

拡大

北京冬季オリンピック大会は2022年における重要なイベントです。習近平主席は新年のあいさつで、「世界は中国に期待を寄せている。中国はすでに準備ができている」と自信を示しました。

(1 / 5 枚)

北京冬季オリンピック大会は2022年における重要なイベントです。習近平主席は新年のあいさつで、「世界は中国に期待を寄せている。中国はすでに準備ができている」と自信を示しました。

その他の写真

新年初の執務日である4日、習主席は2017年と2021年に続いて、年明け後最初の視察で北京冬季オリンピックに焦点を当てました。習近平主席にとっては5回目の、冬季オリンピックの準備活動の視察です。この日はまた、北京冬季オリンピック開催まで残り1か月の日でもあります。

習主席は今回の視察で何を見、どんなテーマに関心を寄せ、どんなメッセージを発したのでしょうか。

競技場視察

この日、習主席は国家スピードスケート館を視察しました。その際、先進的な科学技術を駆使し、実用性と生態環境保護を重視し、節約の原則を堅持して、贅沢や建設の繰り返しを回避するよう求めました。

習主席はこれまでの4回の視察で、張家口にある雲頂スキー場、五棵松体育センター、首都体育館、国家アルペンスキーセンターなどの会場を視察しました。

サービスの保障

習主席は今回、北京冬季オリンピックメインメディアセンターと冬季オリンピック村(パラリンピック村)を視察しました。関係筋によりますと、メインメディアセンターは大会期間中、海外からの記者1万1600人に、登録、取材、中継、技術、交通、宿泊、新型コロナウイルス感染予防などのサービスを提供します。その最大のポイントは「インテリジェント化」で、大会期間中、100台を超えるロボットが、巡回、食事や物品のデリバリー、誘導、消毒殺菌、ゴミ処理などを行ないます。

昨年1月、習主席は北京冬季オリンピック・パラリンピック準備活動報告会で、宿泊やケータリング、交通、医療、セキュリティーなどのサービスについて、「三つの競技エリア 一つの基準」という原則に基づいて進める必要性をあらためて強調しました。

運営管理

同日、習主席は首鋼園区を訪れ、北京冬季オリンピック指揮部管理センターを視察しました。

「冬季オリンピックの心臓部」ともいえるこのセンターは、指揮管理の中枢であると同時に情報が集中する所でもあります。昨年1月の北京冬季オリンピック準備活動報告会で、習主席は大会開催中の効率よく効果的な運営管理体制の確立と、エリアと分野を超えた管理手配と緊急警備能力の向上、安全かつ効率的な競技運営の確保を強調しました。

トレーニング

同日、習主席は二七工場冬季競技訓練基地を訪れて選手や監督、コーチなどを慰問し、新年の祝意を表しました。

2017年2月、習主席は五棵松スポーツセンターでアイスホッケーのトレーニングを見た際、中国のウインタースポーツの発展について「中国は全体として『スケート競技』が『スキー競技』より強い。強いところをより強くするだけでなく、弱いところをしっかりと強化することも必要だ」と述べました。

習主席は中国のウインタースポーツ選手に大きな期待を寄せています。習主席は「ウインタースポーツは難易度が高く、要求も高いが、見ていて面白く、人々の情熱をかき立てやすいスポーツだ」と語りました。さらに、今年の新年のあいさつで、「より多くの人にウインタースポーツに参加してもらおう。これは、オリンピックムーブメントの要点でもある」と強調しました。(提供/CRI

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携