Disney+が中華圏コンテンツを配信へ、アニタ・ムイ伝記映画は未公開シーンの特別版も

anomado    2022年1月8日(土) 8時50分

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香港の歌手で女優アニタ・ムイの伝記映画「梅艶芳」(アニタ)が、約1時間の未公開シーンを加え、5話編成の特別版として動画サービスDisney+で配信される。

香港の歌手で女優アニタ・ムイ(梅艶芳)の伝記映画「梅艶芳」(アニタ)が、約1時間の未公開シーンを加え、5話編成の特別版として動画サービスDisney+(ディズニープラス)で配信される。

Disney+が6日、2022年に中華圏と韓国から発信するコンテンツのラインナップを公開し明らかになった。「アジアのマドンナ」と呼ばれて香港を代表するトップスターだったアニタ・ムイは03年末、子宮頸(けい)がんのため40歳の若さで他界したが、その波瀾の生涯を描く「梅艶芳」は、昨年11月に香港はじめ中華圏、アジア各国で劇場公開された。この映画が未公開シーンを加え、1話45分のディレクターズ・カット版として、春節(旧正月)を迎える2月2日からDisney+で配信をスタートする。

「梅艶芳」は、「コールド・ウォー」(寒戦) シリーズなどで知られるリョン・ロクマン(梁楽民)監督が手掛け、香港出身のモデルのルイーズ・ウォン(王丹妮)がアニタ役を演じたほか、ルイス・クー(古天楽)、ミリアム・ヨン(楊千[女華])、テランス・ラウ(劉俊謙)らが出演。リョン・ロクマン監督は香港メディアに対し、「映画は時間の制限があって取捨選択を迫られたが、配信版はもともとの脚本のプロットを再現することができました。アニタの多彩で輝かしく非凡な人生をぜひ体験してください」と語っている。

なお、中華圏からは「梅艶芳」特別版のほか、2019年に中国で最高峰の文学賞「茅盾文学奨」を受賞した同名小説をドラマ化する「人世間」が配信される。中国のブルーカラーの労働者とその家族が遭遇する社会の変化を描いた作品で、ドラマ「長安二十四時」のレイ・ジャーイン(雷佳音)はじめ、シン・バイチン(辛柏青)、ソン・ジア(宋佳)らが出演する。

さらに、昨年11月にクランクインしたクライムサスペンスの「台湾犯罪故事」も配信予定。実際に起きた4つの事件を題材に、一家殺人事件や性的暴行事件、詐欺事件などを掘り下げるもの。リディアン・ヴォーン(鳳小岳)、パトリック・シー(施柏宇)、ワン・ボージエ(王柏傑)、サイモン・シュエ(薛仕凌)らが出演している。(Mathilda

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