IOCバッハ会長が再び中国をかばう―独メディア

Record China    2022年1月9日(日) 11時40分

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独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは8日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が再び中国をかばう発言をしたとする記事を掲載した。

独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは8日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が再び中国をかばう発言をしたとする記事を掲載した。

記事によると、バッハ会長はこのほど、ドイツ紙ヴェルト・アム・ゾンタークのインタビューで、中国で2月に開催される北京冬季五輪の中止の可能性を改めて否定した。

中国の厳格なゼロコロナ政策をめぐり、テスト大会に参加した一部の選手らから不満の声が上がっていることについては、「懸念が防疫アプローチ全体に向けられたものとは思わない。テスト大会でのいくつかの規定の実施が機能しなかったためだ。一部に行き過ぎたものもあったが、問題点はわれわれによって対処され、批判された措置は修正されるだろう」と述べた。

中国共産党の最高指導部メンバーだった元副首相から性的関係を強要されたとSNSで告発し、世界からその安否が懸念される中国の女子プロテニス選手、彭帥(ポン・シュアイ)さんをめぐり、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)などは、IOCが中国政府に協力的だと批判している。

これについては、「人権の中で最も重要なのは身体的完全性だ。この身体的完全性を信じると自分に言い聞かせる努力がなぜ『協力的』と呼ばれるのか理解できない。むしろそれは厳密に人道的なアプローチであり、われわれは静かな外交手段を通じて問題を解決しようとしている。それが彭さんと今月会うことにした理由であり、彼女もそれを快諾した」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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