2022年1月10日、韓国・中央日報は、「ハリウッド俳優が米ロサンゼルスのコリアンタウンを訪れたがノーマスクのため入店を拒否され、従業員に暴言を吐いた」と報じた。

米メディア「TMZ」などによると、俳優のピーター・ダンテが3日にコリアンタウンにあるバーベキュー店を訪れたが、マスクをしていなかったため入店とオーダーを拒否された。ダンテは従業員に向かって「お前はごみだ」と侮辱し「社長を出せ」と迫るなどしたという。

ピーター・ダンテはアダム・サンドラー主演作「ウォーターボーイ」などの作品に助演、端役で出演している。昨年9月にも騒音問題で隣人を殺すなどと脅迫し警察に逮捕・起訴され、保釈金5万ドル（約580万円）を支払った。13年にはロサンゼルスのホテルで黒人の従業員を脅し、人種差別的な発言をするなどして追い出されたこともあるという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「非常識。感染して大変な思いをしなきゃ目が覚めないのか」「こういう人は世界のどこにも必ずいる。先進国には特に多いようだ」「なぜ端役や助演なのかよく分かる」など、俳優に対する非難のコメントが殺到している。

一方で「この人も悪いと思うけど、食事する時はどうせマスクを取るのにな」「食べる時はマスクを取るのに、マスクをしていないと入店できないの？」「米国ではマスク着用は個人の自由。韓国人の情緒でものを言うのはやめよう。マスクはウイルスを遮断する物でもないし」など理解を示すコメントも見られた。（翻訳・編集/麻江）

Peter Dante Flips Out After Being Denied Service For Not Wearing Mask https://t.co/ZcQZinn7JJ via @TMZ

— Karolyn (@katsa333) January 9, 2022